日本の色を愉しむ

藤黄(とうおう)/茄子紺(なすこん)

寄稿者:橋本繁美藤黄(とうおう)温かみのある冴えた黄色。藤黄は中国の伝統的な顔料「藤黄(トウホアン)」を日本語読みした色名。東南アジアが原産の草雌黄(くさしおう)というオトギリソウ科の熱帯常緑樹。その樹脂からつくられ、そのあざやかな黄色から...
京を歩く

寄稿134 いちばん身近な綾小路通/ 京を歩く

寄稿者:橋本繁美はじめて「綾小路」を歩いたとき、なんて綺麗な名前なんだと思った。それまでクルマで何度も通っていたと思うが、じぶんの足で歩いてみて通り名をこれほど意識したことはなかった。というのも、最初の仕事場は蛸薬師通室町だったが、次に東洞...
Kimono Factory nono

ギラリと煌くor マットな八寸帯「蘇鉄」

八寸帯「蘇鉄」のご紹介です。ギラリと、もしくは、マットな蘇鉄地色は黒。柄を成す糸によってイメージが変わります。煌く銀糸タイプと金糸タイプ。そしてマットなグレータイプがあります。金と銀のタイプは光によって表情の変化が出ます。マットなグレーには...
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若竹色(わかたけいろ)/青竹色(あおたけいろ)

寄稿者:橋本繁美若竹色(わかたけいろ)その年に生えた若い竹のような爽やかな緑色。健やかに成長していく若い竹の幹肌をイメージした色名。竹の成長が進むと力強い青緑の「青竹色」となり、年老いると、くすんだ「老竹色」と色名が変化する。冬でも青々と茂...
京を歩く

寄稿133 京都人の教え?蛸薬師通/ 京を歩く

寄稿者:橋本繁美 編集:枡儀私にとっての蛸薬師通といえば、独立して最初に事務所を構えた室町通を西に入ったあたり。と言っても、少し広めのワンルームマンションの一室。その頃はオフロードバイクで通っていた。四条烏丸という交通のアクセスを考え、得意...
枡屋儀兵衛 商品

一元 ビロウの木陰【10200022】

枡屋儀兵衛 本場大島紬 【一元 ビロウの木陰】のご紹介です。伝統的工芸品・絹100%です。ビロウの葉を反物の両端から絣で表現しています。一定の感覚で上下が入れ替わるので、反物には上下がありません。絣の濃淡による表現絣の密度や大きさによって濃...
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黄丹(おうに)/京紫(きようむらさき)

寄稿者:橋本繁美黄丹(おうに)昇る朝日の色を写したとされる鮮やかな黄赤。黄丹は顔料の名称で「おうたん」とも読まれ、赤色顔料である鉛丹(えんたん)の別名。染料では紅花(べにばな)と支子(くちなし)で染めた赤みを帯びた橙色をいう。かつて皇太子だ...
京を歩く

寄稿132 京のへそ六角堂/ 京を歩く

寄稿者:橋本繁美 編集:枡儀烏丸六角の東に、聖徳太子が創建したといわれる「六角堂(紫雲山頂法寺)」がある。本堂の形が六角形であることから、古くより「六角堂」「六角さん」と呼ばれ、親しまれている。西国三十三所の御詠歌にも「わが思う 心のうちは...
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大島紬の扇子

大島紬を使った扇子のご紹介です。いわゆる夏大島を使っていますいわゆる、と言ったものの、あまり見掛けることが少ない夏の大島紬。当社でも少しずつですが製造していただいてます。着物にすると風がサッと通って涼しい夏大島を扇子にしてもらいました。夏大...
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熨斗目色(のしめいろ)/勿忘草色(わすれなぐさいろ)

寄稿者:橋本繁美熨斗目色(のしめいろ)灰みの強い鈍い濃い青色。熨斗目とは、経に生糸、緯に半練糸を用いた平織りの絹織物のことで、無地のほかに縞や格子を織り出したもの。後に、これで仕立てられた小袖を熨斗目というようになり、江戸時代では士分(武士...