男と着物 - 回想録 -

続編102 息子の卒園・入学式

投稿者:ウエダテツヤ先日すでに初の通知表を持って帰ってきて、3か月以上経ってしまっていますが、息子の卒園と入学式に何を着たか、というお話。本来フォーマルなので選択肢がないのだけれど、たまにはアレンジしたくなる私。決めてしまえば簡単なのだろう...
日本の色を愉しむ

木賊色(とくさいろ)/水浅葱(みずあさぎ)

寄稿者:橋本繁美木賊色(とくさいろ)多年生常緑のシダ類の一種、木賊のような落ち着いた緑色。観葉植物としても栽培される木賊だが、その茎が珪酸を含んで固く、ざらざらしているために、紙やすりのように板などを磨くのに使われていた。その用途から「砥草...
京を歩く

寄稿137 平安京の樋口小路にあたる万寿寺通/ 京を歩く

寄稿者:橋本繁美松原通と五条通の間を東西に走る細い道が万寿寺通。東は寺町通と河原町通が合流するところから、西は佐井西通まで。車は東行きの一方通行のため、個人的には渋滞時の抜け道として使っている。西洞院通から烏丸に向いて歩いてみると、寺院関係...
枡屋儀兵衛 商品

華かすり551【10700551】

枡屋儀兵衛 本場大島紬 【華かすり551】のご紹介です。伝統的工芸品・絹100%です。クリームの地色に階段状の絣絣を少しずつずらして階段状にも見える柄にしています。柄を成す緯(よこ)の絣は1種類だけで出来ていて織工が柄をずらして織り上げます...
日本の色を愉しむ

鳥の子色(とりのこいろ)/玉蜀黍色(とうもろこしいろ)

寄稿者:橋本繁美鳥の子色(とりのこいろ)鳥の卵の殻のような、赤みがかった淡い黄色のこと。鎌倉時代からみられる伝統色で、色名の「鳥の子」とは、鶏の雛ではなく、卵をさし、その殻の色に由来する。また、上質な和紙の原料である雁皮を漉いた厚手の紙を「...
京を歩く

寄稿136 もともとは五条大橋だった松原通/ 京を歩く

寄稿者:橋本繁美 編集:枡儀現在の松原通は、その昔は五条通だった。五条通から松原通に変わったのは、豊臣秀吉が東山大仏殿を造営したとき、六条坊門小路(現五条通)の鴨川に橋がなかったため、天正18年(1590)五条大橋を六条坊門に移してしまった...
Kimono Factory nono

着物ジレ「JIN」

新しい提案の着物ジレ「JIN」のご紹介です。袖のない羽織もの「新感覚の袖のない羽織ものが欲しい」とスタッフがいうので、「陣羽織?ちょっとnonoのイメージじゃないな」と答えると、「全然違う」と言われまして、製作が始まったこの商品。女性を中心...
日本の色を愉しむ

露草色(つゆくさいろ)/桔梗色(ききょういろ)

寄稿者:橋本繁美露草色(つゆくさいろ)夏の早朝に咲く露草の小さな花の青色。露草はツユクサ科の一年草で、日本各地に群生する。露草の花や葉の汁で布を摺染したことから、古名を「付草」「ツキクサ」といい、「着草」「月草」「鴨頭草」とも呼ばれる。万葉...
京を歩く

寄稿135 文句ぶつぶつ、佛光寺/ 京を歩く

寄稿者:橋本繁美真宗佛光寺派本山佛光寺が現在地(下京区高倉通仏光寺下ル新開町)に移転して以来の通り名になったと聞く。ここは春になると赤い枝垂れ桜がみごとに咲くところで、常に静かな境内が心地いい。佛光寺の標語も何かと好感を呼び、話題になってい...
枡屋儀兵衛 商品

華かすり192【10700192】

枡屋儀兵衛 本場大島紬 【華かすり192】のご紹介です。伝統的工芸品・絹100%です。十字を使った絣模様経(たて)に絣糸と無地を並べ、緯(よこ)の絣と交差したところだけが十字に見えています。無地場と十字、経絣だけの縞のバランスがポイントです...