日本の色を愉しむ 鳥の子色(とりのこいろ)/玉蜀黍色(とうもろこしいろ) 寄稿者:橋本繁美 鳥の子色(とりのこいろ) 鳥の卵の殻のような、赤みがかった淡い黄色のこと。鎌倉時代からみられる伝統色で、色名の「鳥の子」とは、鶏の雛ではなく、卵をさし、その殻の色に由来する。また、上質な和紙の原料である雁皮を漉いた厚手の紙... 2023.07.21 日本の色を愉しむ寄稿記事-ことばの遊園地-
京を歩く 寄稿136 もともとは五条大橋だった松原通/ 京を歩く 寄稿者:橋本繁美 編集:枡儀 現在の松原通は、その昔は五条通だった。五条通から松原通に変わったのは、豊臣秀吉が東山大仏殿を造営したとき、六条坊門小路(現五条通)の鴨川に橋がなかったため、天正18年(1590)五条大橋を六条坊門に移してしまっ... 2023.07.21 京を歩く寄稿記事-ことばの遊園地-
Kimono Factory nono 着物ジレ「JIN」 新しい提案の着物ジレ「JIN」のご紹介です。 袖のない羽織もの 「新感覚の袖のない羽織ものが欲しい」とスタッフがいうので、「陣羽織?ちょっとnonoのイメージじゃないな」と答えると、「全然違う」と言われまして、製作が始まったこの商品。 女性... 2023.07.18 Kimono Factory nono商品についての様々
日本の色を愉しむ 露草色(つゆくさいろ)/桔梗色(ききょういろ) 寄稿者:橋本繁美 露草色(つゆくさいろ) 夏の早朝に咲く露草の小さな花の青色。露草はツユクサ科の一年草で、日本各地に群生する。露草の花や葉の汁で布を摺染したことから、古名を「付草」「ツキクサ」といい、「着草」「月草」「鴨頭草」とも呼ばれる。... 2023.07.14 日本の色を愉しむ寄稿記事-ことばの遊園地-
京を歩く 寄稿135 文句ぶつぶつ、佛光寺/ 京を歩く 寄稿者:橋本繁美 真宗佛光寺派本山佛光寺が現在地(下京区高倉通仏光寺下ル新開町)に移転して以来の通り名になったと聞く。ここは春になると赤い枝垂れ桜がみごとに咲くところで、常に静かな境内が心地いい。佛光寺の標語も何かと好感を呼び、話題になって... 2023.07.14 京を歩く寄稿記事-ことばの遊園地-
枡屋儀兵衛 商品 華かすり192【10700192】 枡屋儀兵衛 本場大島紬 【華かすり192】のご紹介です。伝統的工芸品・絹100%です。 十字を使った絣模様 経(たて)に絣糸と無地を並べ、緯(よこ)の絣と交差したところだけが十字に見えています。無地場と十字、経絣だけの縞のバランスがポイント... 2023.07.11 枡屋儀兵衛 商品商品についての様々
日本の色を愉しむ 藤黄(とうおう)/茄子紺(なすこん) 寄稿者:橋本繁美 藤黄(とうおう) 温かみのある冴えた黄色。藤黄は中国の伝統的な顔料「藤黄(トウホアン)」を日本語読みした色名。東南アジアが原産の草雌黄(くさしおう)というオトギリソウ科の熱帯常緑樹。その樹脂からつくられ、そのあざやかな黄色... 2023.07.07 日本の色を愉しむ寄稿記事-ことばの遊園地-
京を歩く 寄稿134 いちばん身近な綾小路通/ 京を歩く 寄稿者:橋本繁美 はじめて「綾小路」を歩いたとき、なんて綺麗な名前なんだと思った。それまでクルマで何度も通っていたと思うが、じぶんの足で歩いてみて通り名をこれほど意識したことはなかった。というのも、最初の仕事場は蛸薬師通室町だったが、次に東... 2023.07.07 京を歩く寄稿記事-ことばの遊園地-
Kimono Factory nono ギラリと煌くor マットな八寸帯「蘇鉄」 八寸帯「蘇鉄」のご紹介です。 ギラリと、もしくは、マットな蘇鉄 地色は黒。柄を成す糸によってイメージが変わります。煌く銀糸タイプと金糸タイプ。そしてマットなグレータイプがあります。 金と銀のタイプは光によって表情の変化が出ます。マットなグレ... 2023.07.04 Kimono Factory nono商品についての様々
日本の色を愉しむ 若竹色(わかたけいろ)/青竹色(あおたけいろ) 寄稿者:橋本繁美 若竹色(わかたけいろ) その年に生えた若い竹のような爽やかな緑色。健やかに成長していく若い竹の幹肌をイメージした色名。竹の成長が進むと力強い青緑の「青竹色」となり、年老いると、くすんだ「老竹色」と色名が変化する。冬でも青々... 2023.06.30 日本の色を愉しむ寄稿記事-ことばの遊園地-