京の旬感 寄稿14_1 「寒おすなあ。よお、お参りやした」 寄稿者:橋本繁美 一年の始まりに、心密かに願いをかける初詣。本来なら、大晦日から元旦にかけて、京都の神社やお寺では新年を祝う参拝者で賑わうはずだったが、ご存知のとおりコロナ禍で静寂そのものだった。というのもご縁あって、新春早々から「お稲荷さ... 2021.02.11 京の旬感寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 9 枡屋儀兵衛との対面 投稿者:ウエダテツヤ はじめて大島紬をちゃんと見た、凝視したのは実は以前勤めた小売店だった。小さな頃から枡儀には足を踏み入れていたが昔は胴裏屋だったし、大島紬を広く取り扱いメーカー業へ転身していった平成のはじめ、思春期の私は親に用事があって... 2021.02.08 男と着物 - 回想録 -
京の旬感 寄稿13 底冷えの京の冬 寄稿者:橋本繁美 ブルッときたのは、寒さのせいだけかなぁ。こういう時のほうが、むしろ感じやすかったりするって言うものね。JR東海「そうだ 京都、 いこう。」1995東寺(教王護国寺)コピーライター太田恵美さんのコピーより 寒い日が続きますね... 2021.02.04 京の旬感寄稿記事-ことばの遊園地-
旧暦のある暮らし 二十四節気 立春(りっしゅん) 新暦2月3日頃 寄稿者:橋本繁美 立春は二十四節気の最初のひとつで、この日から暦の上では春に。寒い冬のトンネルを抜けると、暖かい春がもうすぐそこに…。そんな春の始まりが立春です。とはいえ、二月を如月というように「衣を更に着重ねる」の如く、春というよりは極寒... 2021.02.01 旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 8 初めての絹と大島 投稿者:ウエダテツヤ 小売にいると様々な着物に触れる機会がある。その中でも比較的高い知名度、小売店なら知らない人はいないであろう紬が大島紬である。事実、私が勤めた小売店でも大島紬の売り出しを毎年行っていた。 私にとって初めての絹の着物が大島... 2021.02.01 男と着物 - 回想録 -
京の旬感 寄稿12 新年は、愛宕詣りから。 寄稿者:橋本繁美 前回は奄美大島の金作原原生林を紹介したので、今回は京都の愛宕山を紹介したい。というのは、今から十年ほど前までは、枡儀さんところの新年会は、愛宕山に登って、火伏せ・防火に霊験あらたかな愛宕神社にお詣りし、帰りは水尾の方面へ下... 2021.01.28 京の旬感寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 7 初めて浴衣を買った話 投稿者:ウエダテツヤ 前回の投稿で結局初めての着物を着ずに浴衣ばかりを着ていた話に触れたが、その浴衣についてである。(前回記事:男の着物と私 6) 男の着物と私 5 でも記載したが当時勤務していた小売店の店長からある日「着物で接客しよう」と... 2021.01.25 男と着物 - 回想録 -
奄美探訪記と大島紬 寄稿11 奄美探訪記と大島紬 8 別天地、金作原原生林 寄稿者:橋本繁美 名瀬の繁華街から車で30分も走っただろうか。今回は、奄美の別天地に連れて行ってもらえるということで楽しみだ。車は海とは反対の山の中に入っていく。奄美の山には見慣れた松や杉などは見当たらない。そこには、天然の亜熱帯広葉樹がこ... 2021.01.21 奄美探訪記と大島紬寄稿記事-ことばの遊園地-
旧暦のある暮らし 二十四節気 大寒(だいかん) 新暦1月20日頃 寄稿者:橋本繁美 大寒とは、一年でもっとも寒さが厳しい頃のこと。とはいえ、蕗の薹(ふきのとう)が雪の間から顔をのぞかせ、春が近いことを教えてくれます。そして、日がしだいに長くなり、再びめぐってくる春とともに、さまざまな生命の営みが繰りかえさ... 2021.01.19 旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 6 初めての着物が特殊だった話 投稿者:ウエダテツヤ 初めての着物は大島紬だったと言いたいところではあるが、実はそうではない。少しだけ特殊かもしれないその初めての(浴衣じゃない)着物についての話である。 それは就職先の小売店から支給されたウール?の着物であった。皆様の中... 2021.01.18 男と着物 - 回想録 -