旧暦のある暮らし 二十四節気 啓蟄(けいちつ) 新暦3月6日頃 寄稿者:橋本繁美 寒い冬を地中で過ごしていた虫たちが、そろそろお目覚めの頃。「啓」は戸をひらく、「蟄」はすごもり。暖かい春の陽気に誘われて、土の中にとじこもっていた虫たちが冬眠から目覚めることを表わした言葉です。これは虫に限らず、人間も同じ... 2021.03.04 旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-
枡儀のいろは 寄稿17 手づくりマスクのぬくもり 寄稿者:橋本繁美 ある人から、宅急便で小包が届いた。開けてみると、特産物の果実と手づくりのジャム、さらには「手づくりのマスクと手紙」が添えられていた。最近、連絡もとれていないだけに、恐縮するばかりで感謝のしようがなかった。感激とともに、筆不... 2021.03.04 枡儀のいろは寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 12 単衣で失敗 投稿者:ウエダテツヤ 2003年頃。小売店で働くある日、先輩が安くてよく分からないアンサンブルを見つけた。 アンサンブルは着物と羽織が同じ生地で仕立てる前は一つに繋がっていることが多い。反物よりはずっと長いが、疋物(二反分の長さ)ほどはなく... 2021.03.01 男と着物 - 回想録 -
寄稿記事-ことばの遊園地- 寄稿16_2 光の春。春はハル -ことばの遊園地- 寄稿者:橋本繁美 光の春。 2月は「光の春」。昼間の時間は冬至(12月22日)の後、少しずつ長くなってきたが、2月になるとどんなに寒くても、晴れた日の空の明るさに、人は春を感じると、気象予報官の倉嶋厚さんは『風の色・四季の色』(丸善)で語っ... 2021.02.25 寄稿記事-ことばの遊園地-
京の旬感 寄稿16_1 梅の花。 寄稿者:橋本繁美 東風吹かば匂ひおこせよ梅の花 主なしとて 春を忘るな(春な忘れそ) おなじみのこの歌は、菅原道真が無実の罪を着せられて太宰府へ左遷される前に、だいじにしていた梅の木を前にして詠んだ作品。現代語訳「春風が吹いたら、匂いを(京... 2021.02.25 京の旬感寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 11 反物幅と買い物 投稿者:ウエダテツヤ 私が小売店で勤務した2001年頃、そのお店の取扱品目の関係もあって、幅の広い反物や角帯、男物の小物類などは周りであまり見かけなかった。勤務した店で稀にお客様から問い合わせがあると、注文品として店に取り寄せて対... 2021.02.22 男と着物 - 回想録 -
旧暦のある暮らし 二十四節気 雨水(うすい) 新暦2月19日頃 寄稿者:橋本繁美 「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也」『暦便覧』より 空から降るものが雪から雨へと変わり、深く降り積もった雪も解けはじめる。その水分で枯れていた土が潤いを取り戻し、草木がよみがえりはじめる頃という意味。実際には、まだ... 2021.02.18 旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-
京の旬感 寄稿15 京の冬のたのしさ。 寄稿者:橋本繁美 三条大橋 寒い日ほど、しゃんと背をのばして、三条の大橋を渡る。比叡の山から吹きおろした川風は、思わず足を早めたいほど冷たいけれど、60歳を過ぎたら、このきびしさが好きになった。まあ、寒さとも仲良ういたしまひょ。 そんな晩に... 2021.02.18 京の旬感寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 10 角帯の結び方 投稿者:ウエダテツヤ 枡屋儀兵衛との初対面まで投稿したので、少し話題を変え角帯の結び方を。こういう話題は何が正しいかという話に成りがちであるが、その判断はそれぞれにお任せしたい。ここで紹介する結び方や考えは様々な方との交流をベースに経験と... 2021.02.15 男と着物 - 回想録 -
寄稿記事-ことばの遊園地- 寄稿14_2 愛のバレンタインデー 寄稿者:橋本繁美 2月14日は、バレンタインデー。チョコレートの日である。いつの間にか、チョコレートに縁のない年齢になってしまったが、いつの時代もチョコレートやお菓子を贈ってイベントを楽しめばいいのではと思う。バレンタインデーは、聖ヴァレン... 2021.02.11 寄稿記事-ことばの遊園地-