男と着物 - 回想録 - 34 家着で着物はできなかった 投稿者:ウエダテツヤどうしても出来なかったこと。それは「家着で着物」だった。2011年頃、外出着物生活をし始めて数ヶ月が経ち「せっかくだから全部着物にしてみよう!」と浴衣を引っ張り出して家で着たけれどなんともしっくりこない。外出用に着ていた... 2021.08.10 男と着物 - 回想録 -
旧暦のある暮らし 二十四節気 立秋(りっしゅう) 新暦8月8日頃 寄稿者:橋本繁美暦の上では秋のはじまり。とはいえ、実際には残暑厳しく、気温もピークに達する頃。夏の甲子園もはじまり、東京オリンピックの後も日本中が熱気に包まれる。とはいえ、「秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる」(藤原敏行)... 2021.08.05 寄稿記事-ことばの遊園地-旧暦のある暮らし
京の旬感 寄稿37 八朔(はっさく) 寄稿者:橋本繁美八月は葉月。八朔は旧暦の「八月朔日(ついたち)」をいう。もとは農家が豊作を願う習わしとされ、秋に収穫される稲の実りを祈願するもので「たみの節句」といわれる。新穀(田の実)の豊作を祈る(頼む)収穫の前から祝いが主だったが、後に... 2021.08.05 京の旬感寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 33 用もなく出掛けてみる 投稿者:ウエダテツヤ着物を着たらとりあえず出掛けてみた。2011年5月。当時着物事業に携わって10年。これまでは「初詣」「何かの集まり」「催し物」など着物を着るときには理由があった。何の用事もなくただ着物を着て出掛けたのは初めてだっ... 2021.08.02 男と着物 - 回想録 -
枡儀のいろは 寄稿36 浴衣のすすめ・朝顔と向日葵 寄稿者:橋本繁美浴衣のすすめ♪浴衣の君はすすきのかんざし…と思わず歌い出したくなる「浴衣」の装い。長い髪をかきあげて襟足を見せ、ちょっぴり色っぽく見えるのが女性。祭り団扇を後ろにさして、塗り下駄を鳴らし、急いで夏まつりへ。可愛い巾着袋を手に... 2021.07.29 寄稿記事-ことばの遊園地-枡儀のいろは
男と着物 - 回想録 - 32 着物生活をはじめるまで2 投稿者:ウエダテツヤ2010年~2011年だったと思う。私にとって衝撃的な言葉によってそれから当分の間、外出で洋服をほとんど着なくなった。そこに至る話である。何社か集まって何かをやろうとしたけれど発想がなかった私(前回)。ある日商工会議所... 2021.07.26 男と着物 - 回想録 -
京の旬感 寄稿35 疫病退散を祈る「拝礼行列」 寄稿者:橋本繁美7月17日午前9時、山鉾巡行に代わり、各山鉾町の代表者が榊を持って徒歩で巡行する「拝礼行列」がおこなわれた。綾傘鉾からは寺田理事長と梶居副理事長が務めた。2年連続の拝礼行列となったが、前祭(さきまつり)の23ある山鉾保存会代... 2021.07.22 京の旬感寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 31 着物生活をはじめるまで1 投稿者:ウエダテツヤ(前回のつづき)2010年頃の話。着物メーカー4社が集まったその会は三世会と名付けられた。発起人の「厳しい時代に後継者と共に新しいことを考えよう」という考えに賛同した社長と後継者(父と子)たち。当社もその一つだった。「三... 2021.07.19 男と着物 - 回想録 -
旧暦のある暮らし 二十四節気 大暑(たいしょ) 新暦7月23日頃 寄稿者:橋本繁美大暑とは、一年のなかでもっとも暑い真夏の頃のこと。もうすぐ梅雨が明け、強烈な陽射しが照りつける。京都では毎年、17日の祇園祭山鉾巡行が終わる頃が、梅雨明けとなることが多い。朝から蝉の声が響き渡り、空には元気な入道雲、夕立、風... 2021.07.15 寄稿記事-ことばの遊園地-旧暦のある暮らし
京の旬感 寄稿34 綾傘鉾と棒振り囃子 寄稿者:橋本繁美この夏は2年ぶりに京のまちに山鉾が建った。すべての山鉾ではないが、四条通の長刀鉾をはじめ、綾小路には綾傘鉾など、駒形提灯とともに姿をあらわすと、京に夏が来たことを強く感じさせてくれる。14日から始まった宵山、夕方には地元放送... 2021.07.15 京の旬感寄稿記事-ことばの遊園地-