旧暦のある暮らし 二十四節気 小暑(しょうしょ) 新暦7月7日頃 寄稿者:橋本繁美 「大暑来れる前なればなり」(暦便覧)。つまり、小暑は本格的な暑さが到来する前の段階。日に日に暑さが増していくという意味どおり、夏の熱気が感じられるようになる頃。長く降り続いていた梅雨もそろそろ明けに近くなる。とはいえ、人々... 2021.07.01 旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-
京の旬感 寄稿32_1 静かな祇園祭、はじまる。 寄稿者:橋本繁美 おかげさまで、先週の日曜日(6月27日)の綾傘鉾の厄除け・縁結びの粽入れは、無事に終えることができた。保存会や婦人会、青年部、佛教大学や華頂短大の学生を含め、総勢60名の協力で2,500本の粽を仕上げた。粽の授与は13日か... 2021.07.01 京の旬感寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 28 大島紬の島で2 投稿者:ウエダテツヤ (27のつづき)結局、大島紬の勉強(製造工程を実際に行う)にはジャージで行き、普段はデニムを履いて、小物ショップはスーツ、お客様の案内は奄美のTシャツ、着物の販売接客では着物か作務衣というファッションにおいても何者かわ... 2021.06.28 男と着物 - 回想録 -
京の旬感 寄稿31 祇園囃子が聴こえる 寄稿者:橋本繁美 もうすぐ7月。1日の吉符入り、2日くじ取り、3日八坂神社へ棒振り囃子奉納…。いつもなら祇園祭一色に染まる京都だが、残念ながら、ことしも祭りのハイライトといえる山鉾巡行は中止となっている。しかし、先日(6月17日)、祇園祭山... 2021.06.24 京の旬感寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 27 大島紬の島で1 投稿者:ウエダテツヤ 2006年3月に奄美大島に移住した私。約2年間をそこで過ごした。 奄美大島は亜熱帯の気候で花粉もなく寒さが苦手で軽度の花粉症がある私にとってはとても居心地のいい場所だった。気候だけでなく実際の仕事環境も変わった。着物小... 2021.06.21 男と着物 - 回想録 -
旧暦のある暮らし 二十四節気 夏至(げし) 新暦6月21日頃 寄稿者:橋本繁美 夏至とは、一年で最も日が長く、夜が最も短い頃のこと。冬至と比較すると昼間の時間差は4時間以上とか。ただ日本では梅雨のため、日照時間が短く、あまり日の長さを実感できないかもしれない。暦の上では、夏の折り返し地点にあたり、これ... 2021.06.17 旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-
奄美探訪記と大島紬 寄稿30 きょら島、奄美大島。 寄稿者:橋本繁美 海も、空も、きれいだ。目に映る美しい自然は、ときには人間を翻弄する厳しいものでもある。それだけに島の人たちは誇りをこめて「きょら島」(清らかな、美しい島)と呼ぶ。 急に、何をいうのかと思われるかもしれないが、先日、国民的映... 2021.06.17 奄美探訪記と大島紬寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 26 奄美。式典で大島紬 投稿者:ウエダテツヤ 奄美大島で驚いたのは式典にも大島紬を着用することだ。これまで学んだ着物小売店での教えに「式典で大島紬」というTPOはなかった。 着物にはいくつかの礼装があり、黒紋付(五つ紋)が最も格式が高い。紋の数や柄などで格式が色... 2021.06.14 男と着物 - 回想録 -
京の旬感 寄稿29 蛇の目傘 寄稿者:橋本繁美 ことしの梅雨入りは、例年よりはやかった。そのせいか、ここ梅雨の中休みが続いている。ここ数日は真夏を思わせる晴天が続いている。雨を楽しみにしていた紫陽花はちょっぴり困ったように見えたり、雨蛙も出番を待っているのかなと思ってし... 2021.06.10 京の旬感寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 25 大島紬の聖地へ移住 投稿者:ウエダテツヤ 2006年4月。真っ暗闇の中私がいたのは大島紬の聖地、奄美大島だった。 遡ること半年ほど。私は福岡県にあった着物小売店に勤務していた。私の中で奮い立たせていた「やる気」の正体は「不安と自信のなさ」(3 初めての角帯の話... 2021.06.07 男と着物 - 回想録 -