男と着物 - 回想録 - 32 着物生活をはじめるまで2 投稿者:ウエダテツヤ 2010年~2011年だったと思う。私にとって衝撃的な言葉によってそれから当分の間、外出で洋服をほとんど着なくなった。そこに至る話である。 何社か集まって何かをやろうとしたけれど発想がなかった私(前回)。ある日商工会... 2021.07.26 男と着物 - 回想録 -
京の旬感 寄稿35 疫病退散を祈る「拝礼行列」 寄稿者:橋本繁美 7月17日午前9時、山鉾巡行に代わり、各山鉾町の代表者が榊を持って徒歩で巡行する「拝礼行列」がおこなわれた。綾傘鉾からは寺田理事長と梶居副理事長が務めた。2年連続の拝礼行列となったが、前祭(さきまつり)の23ある山鉾保存会... 2021.07.22 京の旬感寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 31 着物生活をはじめるまで1 投稿者:ウエダテツヤ (前回のつづき)2010年頃の話。着物メーカー4社が集まったその会は三世会と名付けられた。発起人の「厳しい時代に後継者と共に新しいことを考えよう」という考えに賛同した社長と後継者(父と子)たち。当社もその一つだった。 ... 2021.07.19 男と着物 - 回想録 -
旧暦のある暮らし 二十四節気 大暑(たいしょ) 新暦7月23日頃 寄稿者:橋本繁美 大暑とは、一年のなかでもっとも暑い真夏の頃のこと。もうすぐ梅雨が明け、強烈な陽射しが照りつける。京都では毎年、17日の祇園祭山鉾巡行が終わる頃が、梅雨明けとなることが多い。朝から蝉の声が響き渡り、空には元気な入道雲、夕立、... 2021.07.15 旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-
京の旬感 寄稿34 綾傘鉾と棒振り囃子 寄稿者:橋本繁美 この夏は2年ぶりに京のまちに山鉾が建った。すべての山鉾ではないが、四条通の長刀鉾をはじめ、綾小路には綾傘鉾など、駒形提灯とともに姿をあらわすと、京に夏が来たことを強く感じさせてくれる。14日から始まった宵山、夕方には地元放... 2021.07.15 京の旬感寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 30 流通業に四苦八苦 投稿者:ウエダテツヤ 今もあるソロバン。 製造と小売の狭間にあるはずの流通は暗黙の了解とスーツのおじさんで溢れ、私にとってこれまで経験した小売や製造とは別世界に思えた。同時に苦手なことがこんなにもあるのかと思い知った。2008年頃の話で... 2021.07.12 男と着物 - 回想録 -
京の旬感 寄稿33 八坂神社へ、祇園囃子を奉納。 寄稿者:橋本繁美 7月1日、吉符入りで祇園祭のはじまり。2日、綾傘鉾保存会を代表して上田会長が、2年ぶりの「くじ取り式」に。京都市役所の市議会議場で「傘鉾壱番」(前祭で7番目)を引き当てた。せっかくの傘鉾壱番なのに、山鉾巡行は中止。くじ取り... 2021.07.08 京の旬感寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 29 着物の卸はスーツ? 投稿者:ウエダテツヤ 最近は催事などで店員さんだけでなく、メーカーや問屋の着物姿を見かけるようになったようだけれど、私が京都へ帰ってきた頃はまだそういう雰囲気はなかった。全然。 奄美大島で大島紬を勉強したり、小売店舗をやったり、海を見たりし... 2021.07.05 男と着物 - 回想録 -
奄美探訪記と大島紬 寄稿32_2 旅番組に感動した朝。 寄稿者:橋本繁美 写真は奄美のマングローブ原生林(参考) 毎週土曜日の朝8時になると、ABCテレビ(テレビ朝日系列)番組「旅サラダ」を楽しみに見ている。ご覧になった方も多いと思うが、6月26日のゲストは京都が生んだ俳優・佐々木蔵之介さん。ロ... 2021.07.01 奄美探訪記と大島紬寄稿記事-ことばの遊園地-
旧暦のある暮らし 二十四節気 小暑(しょうしょ) 新暦7月7日頃 寄稿者:橋本繁美 「大暑来れる前なればなり」(暦便覧)。つまり、小暑は本格的な暑さが到来する前の段階。日に日に暑さが増していくという意味どおり、夏の熱気が感じられるようになる頃。長く降り続いていた梅雨もそろそろ明けに近くなる。とはいえ、人々... 2021.07.01 旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-