寄稿記事-ことばの遊園地-

寄稿48_s 「旦那(だんな)」

寄稿者:橋本繁美先日、名人、六代目三遊亭圓生の古典落語『百年目』を聴いていて、「だんな」のいわれがあったのでぜひとも紹介したい。南天竺に栴檀(せんだん)という大きな木がある。その下に南縁草という汚い草が生えていた。みっともないというので、そ...
奄美探訪記と大島紬

寄稿48 奄美の島唄・中村瑞希

寄稿者:橋本繁美奄美に来るまで、島唄を直接、聴く機会はなかった。最初、宴席で盛り上がると、三線を引きながら島唄が出て、その唄によってまわりは踊りだすという光景を目にしたとき、奄美には独自の素晴らしい島唄があることを知った。その島唄の歌い方も...
男と着物 - 回想録 -

43 「知らなくて当然」

投稿者:ウエダテツヤ前回の投稿(42 綿の着物)で知らない価値に出会ったという話をしたので、「知らない」ということに関して思うこと。「勉強不足ですみません」とまれに言われることがある。学ぶ楽しさ云々はともかく、不足も何もそもそも勉強する必要...
寄稿記事-ことばの遊園地-

寄稿46 晩秋小夜曲(ばんしゅうセレナーデ)

寄稿者:橋本繁美♪さみしさのつれづれに 手紙をしたためています あなたに…(『心もよう』井上陽水)。「晩秋」と聞けば、寂しさをそそることば。それにしても、すっかり日が暮れるのがはやくなった今日この頃。ふとした瞬間に、せつない気持ちになったり...
奄美探訪記と大島紬

寄稿47 奄美の島唄・元ちとせ

寄稿者:橋本繁美「その声は、百年にひとり。」というキャッチフレーズとともに鳴り物入りで登場した元(はじめ)ちとせさん。彼女が『ワダツミの木』でメジャーデビューして間もない頃。奄美大島瀬戸内町出身の彼女は、島唄で育ったといわれるだけに、地元で...
男と着物 - 回想録 -

42 綿の着物を知って

投稿者:ウエダテツヤ​着物を頻繁に着る以前より綿の着物は着ていたけれど、それまで普段着として着物を着ていなかったこともあって、綿着物=家で洗濯・普段着着物という発想に繋がらなかった私。知った時の驚き、「え?綿着物って家で洗えるの?」はなかな...
旧暦のある暮らし

二十四節気 寒露(かんろ) 新暦10月9日頃

寄稿者:橋本繁美寒露とは、晩夏から初秋にかけて草木に冷たい露が降りること。秋の長雨が終わり、空気が澄み切って清々しい秋の空が続く。この頃になると、朝晩だけでなく、昼間でもひやっとした空気が感じられるようになるが、現代の感覚では、暑くもなく寒...
奄美探訪記と大島紬

寄稿45 奄美の島唄

寄稿者:橋本繁美奄美大島ではじめて「島唄」を生で聴いたとき、躰の芯から震えるものを感じた。歓迎会の酒席の場で、初めて見る三線(さんしん)と呼ばれる楽器を手に、グイン(地声から裏声と変わる瞬間的なこぶしの一種)とよばれる独特の歌唱法が心を掴む...
男と着物 - 回想録 -

41 靴下作ったけれど

投稿者:ウエダテツヤ着物の業界では企業単位のブランド、オリジナル品が増え、アイテム自体も多様化してきたように感じる昨今。自分に合うものを探すのも楽しみの一つだけれど、使ってみないとわからないのも事実。当社製品も例外でなく、やはり合う合わない...
寄稿記事-ことばの遊園地-

寄稿45_s 秋は夕暮れ・萩(はぎ)

寄稿者:橋本繁美秋は夕暮れ清少納言は枕草子の冒頭で「秋は夕暮れ―――日入りはてて、風の音、虫の音、はたいふべきにあらず」と喝破しているように、秋は台風の風の音と、虫の音楽で始まり、極まるといわれる。秋の夜、虫の音といえば、鈴虫(すずむし)や...