京の旬感 寄稿55 事始め・「京都・嵐山花灯路」(はなとうろ) 寄稿者:橋本繁美 事始め(ことはじめ) 事始めは、江戸時代から京に伝わる古い習わしのひとつ。かつては旧暦12月13日、現在は新暦12月13日。煤払いをして正月を迎える準備を始めることから、正月起こしともいわれていた。昔はこの日に門松やお雑煮... 2021.12.09 京の旬感寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 49 着物で海外旅行2 空港と道行く人の反応 投稿者:ウエダテツヤ 洋服は寝間着以外一切持参しなかったので飛行機も当然着物だった(膝丈ぐらいの袴下と袴。どちらも綿)。出発前の国際線ターミナルですれ違った人(おそらく日本人だと思われる)が「着物みたいなものを着て帰る人がいるね」とゴニョ... 2021.12.07 男と着物 - 回想録 -
旧暦のある暮らし 日本の七十二候 閉塞成冬(そらさむくふゆとなる) 寄稿者:橋本繁美 大雪 初候 閉塞は字のごとく、天地の気が塞がれ、本格的な冬が訪れるころ。まるで天を塞ぐかのように重苦しい灰色の雲におおわれ、今にも雪が降りだしそうな空は雪曇と呼ばれる。(新暦では、12月7日~12月11日ごろ) 2021.12.06 旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-
京の旬感 寄稿54 京の師走・「紬」がいちばん 寄稿者:橋本繁美 京の師走 11月25日、四条大橋の東詰めにある京都南座でおこなわれる年末恒例の顔見世興行を前に「まねき上げ」がおこなわれた。「まねき上げ」とは、年に一度の12月興行「顔見世興行」に出演する歌舞伎俳優の名前が書かれた「まねき... 2021.12.02 京の旬感寄稿記事-ことばの遊園地-
旧暦のある暮らし 日本の七十二候 橘始黄(たちばなはじめてきばむ) 寄稿者:橋本繁美 小雪 末候 橘は古くは蜜柑など柑橘類の総称。いつも香り高く、つやつやと青い葉を茂らせる橘は、めでたいもの、永遠の象徴として扱われてきた。そんな橘の実が黄色く色づくころ。京都御所にも「左近の桜、右近の橘」が植えられている。(... 2021.12.01 旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-
旧暦のある暮らし 日本の七十二候 朔風葉払(きたかぜこのはをはらう) 寄稿者:橋本繁美 小雪 次候 冷たい北風が樹々の葉を払い落とすころ。朔風(さくふう)の朔は北という意味で、北風、木枯らしのこと。北風が木の葉を払うように落としていく時季。(新暦では、11月27日~12月1日ごろ) 2021.11.26 旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-
京の旬感 寄稿53 御寺泉涌寺に行く・天才の定義 寄稿者:橋本繁美 御寺泉涌寺に行く ことし最後の祝日となった23日、深まる秋、紅葉を楽しむ人に交じって東山・泉涌寺に出かけた。泉涌寺は東山三十六峰のひとつ、月輪山を背負うようにみごとな伽藍を見せる、皇室ゆかりの「御寺」。楊貴妃観音像が祀られ... 2021.11.25 京の旬感寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 48 着物で海外旅行1 行くまで 投稿者:ウエダテツヤ 2012年に海外旅行へ行った。そもそも出不精が原因なのか、普段からなかなか旅立たないし、Linkin ParkやMr.Bigの歌詞はうっすら覚えていても、残念だった英語の成績を裏切ることなく英語は苦手。無論それ以外の... 2021.11.23 男と着物 - 回想録 -
旧暦のある暮らし 日本の七十二候 虹蔵不見(にじかくれてみえず) 寄稿者:橋本繁美 小雪 初候 雨の水滴をプリズムにしてできる虹。雨が雪に変わる小雪、つまり雨が少なくなるので虹が見えなくなるということ。(新暦では、11月22日~26日ごろ) 小春日和(こはるびより) 小春は旧暦10月の別称で、小六月(ころ... 2021.11.20 旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-
京の旬感 寄稿52 「頭で見るな、カラダで知れ、その声を聴け」・滅茶苦茶と無茶苦茶 寄稿者:橋本繁美 頭で見るな、カラダで知れ、その声を聴け いま京都dddギャラリーで、アートディレクター「石岡瑛子・サバイブ展」が開かれている。といっても、グラフィックデザインや広告に興味ない人にはわかりにくいかも知れない。代表作を紹介する... 2021.11.18 京の旬感寄稿記事-ことばの遊園地-