京の旬感 寄稿65 美女に囲まれて ・木芽月 寄稿者:橋本繁美美女に囲まれて寒い日が続いている。さすが2月を別名如月(きさらぎ)というだけあって、寒くてさらにキヌを着るという意味がわかるような気がする。語源はキヌサラ、衣更着と書いたそうだ。体の芯まで冷えるこの時期に、これでもか言うくら... 2022.02.17 京の旬感寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 59 夏の着物をはじめる その3 夏襦袢の話 投稿者:ウエダテツヤさて、夏着物に居敷当を付けなかったりして気付いたのは「ちゃんと襦袢を着ないとあかんのちゃうか?」ということだった。購入した夏着物のうち、麻の一部やポリエステルの絽などは透け感が強く、肌着など、いわゆる中身が見えてしまう。... 2022.02.15 男と着物 - 回想録 -
旧暦のある暮らし 日本の七十二候 魚上氷(うおこおりをいずる) 寄稿者:橋本繁美立春 末候♪春になれば 氷(しが)こもとけて どじょっこだのふなっこだの 夜が明けたとおもうべな(東北地方のわらべうた「どじょっこふなっこ」)寒い間、水の底でじっとしていた魚たちが、水がぬるんで割れた氷の間から、元気に飛び跳... 2022.02.11 旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-
寄稿記事-ことばの遊園地- 寄稿64 建国記念日・くしゃみ 寄稿者:橋本繁美建国記念日雲に聳(そび)ゆる高千穂の高嶺(ね)おろしに草も木もそのような歌を斉唱し、紅白の饅頭をもらって帰ったという紀元節。大正生まれの人から聞いた話。この日が神武即位という架空の伝説を記念する日だったそうだ。日本書紀では、... 2022.02.10 寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 58 夏の着物をはじめる その2 夏帯の話 投稿者:ウエダテツヤいきなりこう言うと何だが、夏帯への拘りまでは到達出来なかった。夏に夏帯を締めるべきなのだろうか。そう思って当時いくつか購入した。締めてみて感じたのは夏帯というのはそれを使うかどうかコーディネートへの拘りの領域ではないか、... 2022.02.08 男と着物 - 回想録 -
旧暦のある暮らし 日本の七十二候 黄鶯睍睆(うぐいすなく) 寄稿者:橋本繁美立春 次候鶯がもうすぐ鳴きはじめるころ。鶯は「春告鳥」。春になって初めて聴く鶯の声を「初音(はつね)」といい、昔から心待ちにしていたという。睍睆(けんかん)とは、姿が美しいことや声の清らかなことをさす。(新暦では、2月9日~... 2022.02.07 旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-
京の旬感 寄稿63 麗子像の岸田劉生・ 恋風 ・光の春 寄稿者:橋本繁美麗子像の岸田劉生先日、岡崎にある京都国立近代美術館「岸田劉生と森村・松方コレクション」の内覧会に寄せてもらった。近代日本を代表する洋画家・岸田劉生の作品展に、知り合いの方の所蔵品「日本画掛軸・乙女椿」(岸田劉生)が展示されて... 2022.02.03 京の旬感寄稿記事-ことばの遊園地-
旧暦のある暮らし 日本の七十二候 東風解凍(はるかぜこおりをとく) 寄稿者:橋本繁美立春 初候東風吹かば にほひおこせよ 梅の花主なしとて 春な忘れそ (菅原道真) 春は東からやってくる。だから東風は春を呼ぶ風。昔の人たちはそう考えていた。日本では古くから「こち」と呼ばれていた。梅は「春告草」といわれ、一... 2022.02.02 旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 57 夏の着物をはじめる その1 投稿者:ウエダテツヤ2011年春。毎日着物を着るようにしてすぐに思った。「夏、何を着るんや私」。それまで夏というと持っていたのは浴衣ぐらい。夏の展示会などは作務衣を着て着物は着ていなかった。けれど毎日仕事で着るとなると浴衣では相応しくない場... 2022.02.01 男と着物 - 回想録 -
寄稿記事-ことばの遊園地- 寄稿62 春一番 寄稿者:橋本繁美♪もうすぐ春ですね 恋をしてみませんか…でおなじみのキャンディーズの「春一番」、(作詞・作曲・編曲:穂口雄右)。春の訪れを告げる春一番は心が弾む。ところで、春一番とは、立春を過ぎて最初に吹く南寄りの強い風。寒い冬が去り、暖か... 2022.01.28 寄稿記事-ことばの遊園地-