男と着物 - 回想録 -

69 片身変わりの着物

投稿者:ウエダテツヤ片身替わりの大島紬を作ったのはいつ頃だったか覚えていないけれど2010年の写真には既に写っていたので随分昔だ。片身替わりというと元々は体の左右で別の生地を使って仕立てたものを言うようだけれど、そこから派生してニ種類の生地...
旧暦のある暮らし

日本の七十二候 牡丹華(ぼたんはなさく)

寄稿者:橋本繁美穀雨 末候牡丹の開花が見られる時期。牡丹は百花の王と呼ばれ、華やかに大きな花がゆったりと咲く。「立てば芍薬(しゃくやく) 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」。美しい女性のたとえとして、よくひきあいに出される。「丹」は赤を、「牡」...
男と着物 - 回想録 -

68 着物関連イベントの感想など

投稿者:ウエダテツヤ着物に関するイベントはちょっと着て出掛けるタイミングにもなるし、お出掛けコーディネートを考えるきっかけにもなるので、色々なところで開催されることは当社の立場上、大変有難いと感じる。いくつか参加してきた経験でいえば、親切な...
旧暦のある暮らし

日本の七十二候 霜止出苗(しもやみてなえいずる)

寄稿者:橋本繁美穀雨 次候稲の種は、直接、田んぼに蒔かず苗代で育てる。20センチほど生長してから、田へ移して植える。その苗がいきいきと育つ時期。最近では、機械化が進み、むかしのように早乙女さんによる手植えは見られなくなったが、元気に育った苗...
寄稿記事-ことばの遊園地-

寄稿74_2 「ブスの25箇条」宝塚歌劇団の伝説の教え

寄稿者:橋本繁美「ブスの25箇条」宝塚歌劇団の伝説の教え・笑顔がない・お礼を言わない・おいしいと言わない・目が輝いていない・精気がない・いつも口がへの字の形をしている・自信がない・希望や信念がない・自分がブスであることを知らない・声が小さく...
京の旬感

寄稿74_1 三年ぶりに祇園祭山鉾巡行

寄稿者:橋本繁美三年ぶりに祇園祭山鉾巡行4月20日、祇園祭山鉾連合会は、祇園祭のハイライトとなる山鉾巡行を3年ぶりに実施すると発表した。前祭(さきまつり)は7月17日には23基、後祭(後祭)24日には11基が、例年通りのコースで都大路を進む...
旧暦のある暮らし

日本の七十二候 葭始生(あしはじめてしょうず)

寄稿者:橋本繁美穀雨 初候葭が芽吹き始めるころ。かつて日本の水辺には、いたるところに葭が生えていたそうだ。古代、日本は「豊葦原の瑞穂の国」(豊かに葭の生い茂った、瑞々しい稲穂が実っている国)と呼ばれていたほど。葭の葉や茎は長くて丈夫なところ...
男と着物 - 回想録 -

67 着物関連イベントに参加していた

投稿者:ウエダテツヤ着物で集まろう、といったイベントが当時私の周りではよく開催されていた。「ユーザーなのか、業者なのかというと、やっぱり業者なのだと思う。」臨機応変が苦手な私はそんな風に考えていたので、そんなイベントに参加する時にうまく話せ...
京の旬感

寄稿73 花水木・使命、懸命、宿命

寄稿者:橋本繁美花水木(はなみずき)♪君と好きな人が百年続きますように…。青窈さんの歌でも有名な花水木は、1912年に東京市がワシントンDCに桜を寄贈したお返しに贈られたという歴史をもつそうだ。日本人が桜を愛するように、アメリカでは花水木は...
旧暦のある暮らし

日本の七十二候 虹始見(にじはじめてあらわる)

寄稿者:橋本繁美清明 末候虹が出始めるころ。虹は大気中の水滴がプリズムの役割をしてできるもの。それだけに、雨が多く雨粒も大きい夏は色鮮やかに見える。雨量が少ない春の虹は、まだ淡く、すぐに消えてしまう感じ。赤、橙、黄、緑、青、藍、紫、これが虹...