男と着物 - 回想録 -

76 着物を着て業界の知り合いも増えた

投稿者:ウエダテツヤ 着物を着るようになって一般の方だけでなく業界の知り合いが一気に増えた。それは着物を着たことで同じような考えの催しや集まりにお声掛けいただいたり、SNSが活発だったりそういう変化が重なったからだと思う。特に着物のイベント...
旧暦のある暮らし

日本の七十二候 菖蒲華(あやめはなさく)

寄稿者:橋本繁美 夏至 次候 その名のとおり、菖蒲が咲くころ。ことわざに優れたもの同士をたとえる表現として「いずれ菖蒲か杜若(かきつばた)」がある。どちらも素晴らしくて選択に迷うことだが、菖蒲も杜若も比べられないほど美しく、花もよく似ている...
奄美探訪記と大島紬

寄稿82 大島紬といえば泥染め

寄稿者:橋本繁美 奄美大島は、梅雨が明けたという。京都はまだ梅雨入りしたばかり。おそらく梅雨が明けるのは7月17日の祇園祭前祭(さきまつり)山鉾巡行が終わる頃だろう。といっても、連日、雨が降っているわけではない。どんよりとした空模様で、湿度...
枡屋儀兵衛 商品

一元 銀河【10200019】

枡屋儀兵衛 本場大島紬 【一元 銀河】のご紹介です。 反物の端から端へ絣の量や大小、濃さ(総絣等による)でぼかしのような表現がされています。一元絣と総絣という技術を使って表現しています。 拡大。十字の手裏剣のような絣で出来ています。 染は泥...
男と着物 - 回想録 -

75 証明写真を着物にしたけれども

投稿者:ウエダテツヤ はじめは勇気のいることでも経験してみると一気に距離が縮まり、積み重ねることで次第に新しい自分をつくることがある。最初はどうかなとドキドキしながら着始める着物も回数を重ねることで「着物を着ている私」が自分の中で確固たる地...
旧暦のある暮らし

日本の七十二候 乃東枯(なつかれくさかるる)

寄稿者:橋本繁美 夏至 初候 「乃東(だいとう」とは「夏枯草(なつかれくさ・かこそう)」のこと。夏枯草は「靭草(うつぼぐさ)」の異称といわれる。むかし、武士が矢を入れるのに使った道具「靭」に似た花穂をつけるため靭草と呼ばれるようになったと聞...
寄稿記事-ことばの遊園地-

寄稿81 秋田県立美術館へ

寄稿者:橋本繁美 梅雨入り前に、秋田へ行ってきた。長引くコロナ禍でようやく実現できた現地取材のために。わざわざ空港までお迎えに来てもらい、恐縮しながらのスタートだった。さて、仕事の話はおいておき、宿泊先の目の前には秋田県立美術館があった。建...
Kimono Factory nono

【商品アレンジ】袴パンツを短くしてみる。

本来は上のような袴パンツ。長いままでも履いていますが、袴パンツを短くしてみたいなと思って、もう一着買って裾を上げてみました。 袴自体(カジュアルな袴など一覧)は裾長めが好きな私ですが、袴パンツはちょっと短めも欲しいな、なんて思っていました。...
男と着物 - 回想録 -

74 雨。和傘を愛でて満足した。

投稿者:ウエダテツヤ 雨に打たれることを覚悟すれば案外悪くないというか、むしろ開放感を感じることもあるのだけれど、大方はそんな覚悟とは縁遠い濡れたくないシーン。髪はモシャモシャして気分もどこかジメジメする。 雨だからと着物を避ける方もいらっ...
旧暦のある暮らし

日本の七十二候 梅子黄(うめのみきばむ)

寄稿者:橋本繁美 芒種 末候 梅の実が熟して色づくころ。早春を告げる梅の花、『万葉集』では桜よりずっと多く詠まれている。それだけ日本人に愛されてきた花と言える。現在では食用としての実梅と、花を鑑賞するための花梅に分けられ、多くの品種があるそ...