寄稿記事-ことばの遊園地- 寄稿78 美人たちとの再会・麦色 寄稿者:橋本繁美美人たちとの再会先週末、福井県立美術館に行ってきた。現在、開かれている日本画の美人画展を観るために、久しぶりにサンダーバードに乗って出かけてみた。その日の目的は、美人画にちなんだ題目で、なんと落語三席が聴けるというのが、もう... 2022.05.27 寄稿記事-ことばの遊園地-
旧暦のある暮らし 日本の七十二候 紅花栄(べにばなさかう) 寄稿者:橋本繁美小満 次候紅花が盛んに咲く時期。咲き始めは黄色だが、次第に赤みを増していく。紅花といえば、最近では良質の食用油かもしれないが、この花から紅色の染料、口紅、頬紅など化粧品のもとになったといわれる。「紅(くれない)」という言葉は... 2022.05.25 旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 72 決められた時期に決められたものを着てみる1 着物 投稿者:ウエダテツヤ袷、単衣、夏物(薄物単衣)を揃えた時のお話。初めのうちは決められた通りに着ていた。6月単衣、7・8月夏物、9月単衣、それ以外は袷である。やってみると衣替えをピシッと出来る。それに伴って気持ちも切り替えられたのでこれこそ衣... 2022.05.24 男と着物 - 回想録 -
旧暦のある暮らし 日本の七十二候 蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ) 寄稿者:橋本繁美小満 初候孵化した蚕が桑の葉を食べる時期。日本では古くから蚕を飼っていて、その繭から絹織物を作ってきた。むかしの人は「お蚕様」と呼んで大切に扱い、白くやわからかな蚕を神聖な存在として見ていたのがわかる。蚕の餌になるのが桑の葉... 2022.05.20 旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-
寄稿記事-ことばの遊園地- 寄稿77 いきいきと漲る生命の色・空豆 寄稿者:橋本繁美いきいきと漲る生命の色麦の穂が実り、少し満ちてきたという「小満」。それが転じて、すべてのものが次第に成長し、天地に満ちはじめる時節になったという。「新緑」から「万緑」へと移り変わる頃。「緑」はもともと色の名前でなく、みずみず... 2022.05.20 寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 71 着物でカヌー体験をした 投稿者:ウエダテツヤ奄美大島には大きなマングローブ原生林があり、そこをカヌー体験で探索することができる。水面を滑るカヌーから見る風景はどことなく幻想的で潮の満ち引きによってはカヌーでしか入れない原生林の奥まで案内してもらえる。運が良ければ珍... 2022.05.17 男と着物 - 回想録 -
京の旬感 寄稿76 今年も葵祭が見られない・石楠花 寄稿者:橋本繁美今年も葵祭が見られない京都三大祭りのひとつ「葵祭」は、残念ながら行列、舞楽、神馬の引き回しは中止、社頭の儀のみ執り行われる。葵祭は、賀茂御祖神社(下鴨神社)と賀茂別雷神社(上賀茂神社)の例祭。五月晴れのなか、あざやかな平安貴... 2022.05.13 京の旬感寄稿記事-ことばの遊園地-
旧暦のある暮らし 日本の七十二候 竹笋生(たけのこしょうず) 寄稿者:橋本繁美立夏 末候竹笋(ちくじゆん)は筍のこと。そう、筍が生えてくる時期。「朝掘り」といって、夜明けとともに掘っていただく筍がいちばん柔らかで美味しい。ご存知のように筍は成長がはやく、「筍の親優り」という諺があるように、まさしく親に... 2022.05.13 旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 70 大衆演劇が興味深かったお話 投稿者:ウエダテツヤ2013年5月。「大衆演劇を見ませんか」とお誘いを頂き、大阪の「鈴成屋」さんへ行った。大衆演劇というのはどんなものかという知識もなく、そもそも観劇の経験自体もとても少ない私である。未体験のものにドキドキしながら見に行った... 2022.05.10 男と着物 - 回想録 -
旧暦のある暮らし 日本の七十二候 蚯蚓出(みみずいずる) 寄稿者:橋本繁美立夏 次候蚯蚓が地上に這い出す時期。普通、土の中を動き回って通気性をよくし、土壌を肥やすといわれる蚯蚓。むかしの人は、土の中から聞こえてくる「ジィー、ジィー」と聞こえてくる螻蛄(おけら)の声を、蚯蚓のものだと勘違いしていたよ... 2022.05.09 旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-