お知らせ

大島つむぎコレクション 1300年の美の伝承

本場大島紬の製造者組合であります「鹿児島県本場大島紬協同組合連合会」主催の「大島つむぎコレクション」。同連合会は地球印で知られる「本場奄美大島紬協同組合」と旗印で知られる「本場大島紬織物協同組合」「藤絹商工協同組合」からなり、大島紬の産地が...
旧暦のある暮らし

日本の七十二候 蓮始開(はすはじめてひらく)

寄稿者:橋本繁美 小暑 次候 蓮の花が開き始めるころ。もともと蓮は、蓮の実が蜂の巣に似ていることから「はちす」と呼ばれ、それが変化して「はす」になったと聞く。泥のなかで育まれたとは思えないほど、美しく清らかな花を咲かす。まさに「泥より出でて...
奄美探訪記と大島紬

寄稿84 糊張りの体験

寄稿者:橋本繁美 かなり前に、大島紬の工程のひとつ「糊張り」を見せてもらったことがある。およそ50※1メートルに張り巡らせた糸に糊をつける作業だ。指の間を糸を通すことで4~5本※2の糸に糊づけができる。体験させてもらったが、素人にはなかなか...
枡屋儀兵衛 商品

夏大島とは?

伝統的工芸品 本場大島紬の中でも珍しい夏の大島紬。一体どのようなものなのか、簡単にご説明します。尚、当社製品の一例としてご承知おきください。(ここでは伝統的工芸品「本場大島紬」について記載します) 通常の本場大島紬との違い 組織は同じ 夏物...
Kimono Factory nono

作務衣ジャケット Lazy

「下はないのですか」と聞かれますが、はい、そうなのです、すみません。 もともと上下セットで着ることを考えずに、自由にシャツ・ジャケット感覚で使っていただきたい!(自分が使いたい!)と思って製品化したアイテムです。写真は私物の短パンとサンダル...
旧暦のある暮らし

日本の七十二候 温風至(あつかぜいたる)

寄稿者:橋本繁美 小暑 初候 あたたかい南風が吹くころ。温風と聞くと、どうしても暖房器具などの風を思い浮かべてしまうが、本来はあたたかい南風のことをさし、夏の季語にもなってある、その温風も、梅雨の時期にしたがって、呼び名が変わる。梅雨入りの...
男と着物 - 回想録 -

77 新たな着物の販売イベントたち1 Kimono Showcase

投稿者:ウエダテツヤ 価格と数量の駆け引きで、薄利多売。私が卸売市場を知った時の印象だ。これは伝統的工芸品、本場大島紬の卸売市場でも同じだった。当社でも2000年頃までは反物が山で行き交う売買が主流だった。物量の多さによって相場価格も存在し...
枡屋儀兵衛 商品

藍 麻の葉【10400039】

枡屋儀兵衛 本場大島紬 【藍 麻の葉】のご紹介です。 筆書きのかすれたような線で表現した麻の葉模様。カタスと呼ばれる絣配列を使っています。 拡大するとT字が並んでいるのがわかります。 深みのある藍色が美しい本品は、本藍、化学染料、泥染を使っ...
奄美探訪記と大島紬

寄稿83 泥染の発見

寄稿者:橋本繁美 えっ、奄美に続いて本州も梅雨明け。まだ6月というのに信じられない異常気象みたいだ。ま、天気の話はおいといて、前回に続き、泥染について以前、聞いたことを紹介しよう。 大島紬が誕生したのは江戸中期といわれている。テーチ木と称す...
旧暦のある暮らし

日本の七十二候 半夏生(はんげしょう)

寄稿者:橋本繁美 夏至 末候 半夏生は七十二候のなかの雑節の一つ。ここでいう「半夏生」は、サトイモ科の烏柄杓(からすびしゃく)のこと。細長い袋のような花は、小さな小さな柄杓のようで、鳥が使う柄杓ということからこの名がついたとか。この時期にド...