日本の色を愉しむ

鬱金色(うこんいろ)/蜜柑色(みかんいろ)

寄稿者:橋本繁美鬱金色(うこんいろ)鬱金は、薬用とか、食用の沢庵漬けやカレー粉の着色にも用いられている。鬱金色は熱帯アジア産のショウガ科の鬱金の根によって染められた赤みを帯びた黄色。鬱金が日本に伝わったのは奈良時代だが、色として注目を浴びる...
京を歩く

寄稿104 狭くなった四条通 / 京を歩く

寄稿者:橋本繁美四条通寺町東に八坂神社御旅所(冠者殿社)がある。氏子はもとより、祇園祭関係者にとっては特に7月お世話になるところだ。一年を通して前を通るたびに、礼をするようになったのは齢のせいかな。寺町の信号を渡ると藤井大丸(フジイダイマル...
男と着物 - 回想録 -

96 説明上手な人々

投稿者:ウエダテツヤ魔法ではないかと思うほど説明上手が着物の業界にいる。それも結構な人数に登るように思う。もちろんその説明との相性はあるけれど、とにかく説明が上手だ。そもそも私は影響されやすいのかもしれない。一人暮らしして早々に家にやってき...
日本の色を愉しむ

琥珀色(こはくいろ)/常盤色(ときわいろ)

寄稿者:橋本繁美琥珀色(こはくいろ)琥珀色といえば、ウイスキーのコピー表現のイメージ。グラスに注がれたロック、それともストレート。秋の夜長にうってつけのおとも。本来の意味は、太古の樹脂が化石なったもので、透明感のある黄褐色をさし、古代では「...
京を歩く

寄稿103 四条通をゆっくり西へ / 京を歩く

寄稿者:橋本繁美四条河原町といえば、京の繁華街のど真ん中。昔から老若男女関係なく、ショッピングや食事などによく利用するところだ。かつての待合場所だったお洒落な阪急百貨店のあとは丸井百貨店、そして今はエディオンと形態を変えているが、7階と8階...
男と着物 - 回想録 -

95 自由でいいじゃないかと思い至る

投稿者:ウエダテツヤ混沌とした思考を整理するのは難しい。着物倦怠期に加えて引っ越しなどの環境変化もあった2015年前後、私の中はもやもやと霧がかかっていた。それまで「着物の王道ってかっこいいな」と思い(あくまで「私の思う王道」なだけですけど...
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紅柿色(べにがきいろ)/橙色(だいだいいろ)

寄稿者:橋本繁美紅柿色(べにがきいろ)色づいた紅葉も葉を落とし、寒そうに木の枝や幹だけとなる頃。そこに赤い実、木守柿がぽつんとひとつ。鳥への細やかな捧げものなのか 。柿は実りの秋を象徴する色として、昔から私たち日本人の生活に根付いてきた。特...
京を歩く

寄稿102 四条大橋を渡れば / 京を歩く

寄稿者:橋本繁美若い頃、飲みに行くときは四条大橋までと仲間内では決めていた。もちろん西から東に向いてきた場合。その理由は、橋の向こうは祇園、料金が高いというイメージがあった。今はそんなことはないと思うが、学生時代や社会人のなりたての頃は木屋...
男と着物 - 回想録 -

94 ただ街を歩く事が案外楽しかった

投稿者:ウエダテツヤ引っ越しは想像以上に着物と私の関係に影響を及ぼした。2015年。それまで住んでいた会社の徒歩圏内のマンションから、少し離れた一軒家へ引っ越した。会社の徒歩圏内というと、京都の中心地。観光客も含めて人の多い場所だった。自転...
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紅葉色(もみじいろ)/朽葉色(くちばいろ)

寄稿者:橋本繁美紅葉色(紅葉色)秋を象徴する紅葉した楓の色。紅葉(もみじ)という言葉は秋に草木の葉が色づくことを意味し、特定の樹木を指さないが、みごとに紅葉する楓が多かったため平安時代になると紅葉と表わすようになったといわれる。『万葉集』で...