京を歩く

寄稿110 西大路七条から西院 / 京を歩く

寄稿者:橋本繁美 若いときに勤めていたデザイン会社が、西大路七条通と花屋町通のまんなかにあった。百貨店や大手スーパーチェーンの販促企画、広告印刷物を一手に引き受ける企業で、いまではそれらの業界は大手イオン一色となってしまったが、当時は、ニチ...
枡屋儀兵衛 商品

華かすり562【10700562】

枡屋儀兵衛 本場大島紬 【華かすり562】のご紹介です。伝統的工芸品・絹100%です。 青と黄色の総絣 経糸は黒と青の細かい縞模様。そこに緯の絣を合わせることで花のような文様にしています。総絣という方法を用いていることで柄がはっきりと浮き出...
日本の色を愉しむ

赤(あか)/朱赤(しゅあか)

寄稿者:橋本繁美 赤(あか) 赤は日本最古の色のひとつで、「明し(明るい)」が語源とされ、それがやがて暖色系の色相を表現する色名へ変化したといわれている。古代から「火」や「血」さらには「生命」の象徴であり、魔除けの色として利用されてきた。♪...
京を歩く

寄稿109 西大路は吉祥天満宮から / 京を歩く

寄稿者:橋本繁美 西大路通は、昭和初年から10年代までに都市計画道路として完成した幹線道路で、京都市街の外郭線として昭和18年に完成。特に、市電が全通し、北大路通、東山通(東大路通)、九条通の東西南北をつなぐ大幹線となったが、昭和53年、市...
男と着物 - 回想録 -

100 私と大島紬

投稿者:ウエダテツヤ 回想録「男と着物」も100回となった。私の着物事情は2015年あたりから徐々に多様に変化し、数年後には既存概念を気にせず私なりのファッションという枠組みで着物を捉えられるようになり、それについて少しは触れてきたけれど回...
日本の色を愉しむ

燻銀(いぶしぎん)/薄墨色(うすずみいろ)

寄稿者:橋本繁美 燻銀(いぶしぎん) 一年が終わり、そして始まる冬。古くから私たち日本人は、この季節の色を大切にしてきた。真っ白な雪を白粉にして、あっという間に静かに雪化粧。雪の白は私たちの心までリセットしてくれる、そんな気がする。銀色の仲...
京を歩く

寄稿108 四条の終わりは松尾大社 / 京を歩く

寄稿者:橋本繁美 四条通も葛野大路まで来ると、賑やかさは昔とあまり変わらない。京都ファミリーやオートバックス、ここの主役は京都外国大学かな。以前、大学案内でお世話になったところでもあり、海外向けパンフ作成のとき、提携大学の多さに驚かれたもの...
男と着物 - 回想録 -

99 私のフォーマル着物

投稿者:ウエダテツヤ 過去の投稿と重なる部分があるかもしれないけれど、改めて現時点での私のフォーマル着物について投稿してみる。 第一礼装をお持ちでない方も多いと思うけれど、私は黒紋付を誂えた(44 黒紋付と白襦袢を誂えた話)。結婚式で着るた...
日本の色を愉しむ

雪色(せっしょく)/銀白色(ぎんはくしょく)

寄稿者:橋本繁美 雪色(せっしょく) 冬の色といえば、しんしんと降り積もる真っ白な雪の色。鉛色の空をバックに舞う雪の白は単純な白ではなく、紫や紅みがかったさまざまな色に見える。「雪は天からの手紙」といったのは、世界ではじめて雪の結晶を人工的...
京を歩く

寄稿107 一大ターミナルだった四条大宮 / 京を歩く

寄稿者:橋本繁美 かつて阪急京都線四条大宮駅は特急が利用できたため、大阪や神戸に出かける時、お世話になった駅だ。特急が停まらなくなってからの不便さはともかく、駅周辺をはじめ街全体の発展、活性化に大きく影響していると思う。阪急の駅としては、大...