京を歩く

寄稿120 八坂塔への参道 / 京を歩く

寄稿者:橋本繁美うららかな春の陽気に誘われて、東山の大和大路通へ。元新道小学校の横にあった「宮川町歌舞練場」は建て替えのため、姿を消していた。そこは毎年、祇園祭の日和神楽でお世話になっているだけに2025年夏頃の完成が待ち遠しい。NTT都市...
日本の色を愉しむ

桜鼠(さくらねずみ)/小豆色(あずきいろ)

寄稿者:橋本繁美桜鼠(さくらねずみ)京都市内の桜も少しずつ咲き始めた。春は桜三月、咲けば咲いたで雨や風といった天気がきになる。さて、桜鼠とは、淡い紅色が灰色あるいは灰色みをおび、わずかにくすんだ薄い桜色のことをいう。いわゆる墨染(すみぞめ)...
枡屋儀兵衛 商品

島かすり【11200041】

枡屋儀兵衛 本場大島紬 【島かすり】のご紹介です。伝統的工芸品・絹100%です。濃淡紫の縞濃淡に染め分けた紫の経糸による縞。ストライプの印象をやわらかにした優しい縞柄です。緯のかすり緯の絣を紫の経糸に乗せて柄を作っています。大き目の四角い絣...
日本の色を愉しむ

桜色(さくらいろ)/灰桜色(はいざくらいろ)

寄稿者:橋本繁美桜色(さくらいろ)日本人にこよなく愛される桜。桜色とは桜の花のような淡い紅色。紅染でもっとも淡い色。『万葉集』には奈良時代の花見は梅だったが、『古今和歌集』では平安時代に花といえば桜を指すようになった。日本人にとって桜は特別...
京を歩く

寄稿119 春を呼ぶ花見小路 / 京を歩く

寄稿者:橋本繁美以前にも少し触れたが、古きよき花街の情緒を色濃く漂わす祇園町。四条通に面した赤壁の建物、老舗お茶屋「一力亭」の角を曲がると、石畳に古い町家造りの店が並び景色は一変する。祇園花街の看板通りの花見小路。北は三条通から南は安井北門...
Kimono Factory nono

羽織ジャケット mind(マインド)

羽織を新感覚でアレンジした「羽織ジャケット mind」のご紹介です軽やか単衣薄手のカーディガンの様に軽やかに着られる羽織物が欲しいなと思い、羽織の形を変形してみようと考え始めたのがきっかけでした。真冬というよりは春秋がベストな単衣になってお...
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柳色(やなぎいろ)/青柳(あおやぎ)

寄稿者:橋本繁美柳色(やなぎいろ)見渡せば 柳桜をこきまぜて都ぞ春の 錦なりける古今和歌集都の春の景色を美しい絹織物、錦であると詠んだ素性法師の歌。黄緑色の明るい柳色は桜色とともに、日本の春を代表する色。青柳、柳緑(りゅうろく)、薄柳、裏柳...
京を歩く

寄稿118 歴史漂う寺町通 / 京を歩く

寄稿者:橋本繁美かつては四条寺町にある藤井大丸を過ぎると、高辻くらいまでは電化製品を扱う店がずらりと並んでいた。最後まで頑張っていたタニヤマ無線もエディオンになって今ではそのイメージは消えてしまった。若い頃はオーディオやスピーカーや部品を探...
枡屋儀兵衛 商品

一元9マルキ菱華紋【10200021】

枡屋儀兵衛 本場大島紬 【一元9マルキ菱華紋】のご紹介です。伝統的工芸品・絹100%です。菱華紋文字通り菱の中に花の文様が描かれています。龍郷柄をアレンジしたような細やかな紋様が敷き詰められた大島紬です。一元絣・泥染当社製品でも現在この一点...
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桃紅色(とうこうしょく)/長春色(ちょうしゅんいろ)

寄稿者:橋本繁美桃紅色(とうこうしょく)桃の花といえば、女の子のための「桃の節句」。別名「上巳(じょうし)の節句」。上巳とは最初の巳の日のことで、災厄に見舞われやすいとされ、平安貴族たちは自分の穢れや災いを紙人形にうつし、川や海に流していた...