男と着物 - 回想録 - 44 黒紋付と白襦袢を誂えた話 投稿者:ウエダテツヤ黒紋付の格好良さには如何なるものも敵わないのではないか、と黒い着物が好きな私は思っている。以前にもお話ししたが、紋が入るということに特別な気がして嬉しく感じるのは私だけではないと思う。さて、そうはいってもこの業界、織と... 2021.10.26 男と着物 - 回想録 -
男と着物 - 回想録 - 43 「知らなくて当然」 投稿者:ウエダテツヤ前回の投稿(42 綿の着物)で知らない価値に出会ったという話をしたので、「知らない」ということに関して思うこと。「勉強不足ですみません」とまれに言われることがある。学ぶ楽しさ云々はともかく、不足も何もそもそも勉強する必要... 2021.10.19 男と着物 - 回想録 -
男と着物 - 回想録 - 42 綿の着物を知って 投稿者:ウエダテツヤ着物を頻繁に着る以前より綿の着物は着ていたけれど、それまで普段着として着物を着ていなかったこともあって、綿着物=家で洗濯・普段着着物という発想に繋がらなかった私。知った時の驚き、「え?綿着物って家で洗えるの?」はなかな... 2021.10.12 男と着物 - 回想録 -
男と着物 - 回想録 - 41 靴下作ったけれど 投稿者:ウエダテツヤ着物の業界では企業単位のブランド、オリジナル品が増え、アイテム自体も多様化してきたように感じる昨今。自分に合うものを探すのも楽しみの一つだけれど、使ってみないとわからないのも事実。当社製品も例外でなく、やはり合う合わない... 2021.10.05 男と着物 - 回想録 -
男と着物 - 回想録 - 40 「腑に落ちる」探し 投稿者:ウエダテツヤ日々着物を着るようになってしばらくは「何が正しいのだろうか」と考えていた。ここで言う私の「正しい」とは理に適っているという事と慣習含めて一般的ということの掛け合わせ。理に適っていても突飛押しのないことや、一般的でも納得... 2021.09.28 男と着物 - 回想録 -
男と着物 - 回想録 - 39 着物でプールと遊園地 投稿者:ウエダテツヤ着物を着ると決めてからしばらくしたころ、長島スパーランドに行くことにした。遊園地に着物で行くというのが初めてで、プール→遊園地→花火(たまたまやっていた)というルートをどう攻略したらよいものか、そもそも着物で遊園地って大... 2021.09.21 男と着物 - 回想録 -
男と着物 - 回想録 - 38 体型と着物 投稿者:ウエダテツヤ社会人になって着物屋さんで働いたころ、今より細身だった。慣れない一人暮らしを始めて一時はさらに痩せたりして、とにかく基本的にペラリとしていた。そういう私が着物を着ていると、「もっと太らんと」「お腹の肉があった方が着物が似... 2021.09.13 男と着物 - 回想録 -
男と着物 - 回想録 - 37 着る勇気 投稿者:ウエダテツヤ毎日着物を着るぞと決めた時に、「着物がちゃんと自分のものになるまではどんな所でも着物を着よう」と自分を縛り付けて逃げ場を断ってみた。そうすると実感するようになったのが「一人目の怖さ」みたいなものだった。今まで着物を... 2021.09.06 男と着物 - 回想録 -
男と着物 - 回想録 - 36 祖父の亀甲を仕立て替え 投稿者:ウエダテツヤある時「これ、着るか?」と父から渡された大島紬。聞けばいつの頃かに祖父が拵えた着物だと言う。大島紬の定番柄の一つに「亀甲柄」がある。その名の通り亀の甲羅のような模様で反物の幅におおよそいくつの亀甲が入るかで「80亀甲」... 2021.08.30 男と着物 - 回想録 -
男と着物 - 回想録 - 35 日常着物を着始めて 投稿者:ウエダテツヤ2011年。家着物には縁遠かったけれど着物は楽しかった。それは何もない私にとって一つのアイデンティティを手に入れた感覚だった。もちろん他の人と比べて「着物を着ている事業者」という相対的なものを目で見える形にしただけのこと... 2021.08.23 男と着物 - 回想録 -