寄稿者:橋本繁美
夏至 初候
「乃東(だいとう」とは「夏枯草(なつかれくさ・かこそう)」のこと。夏枯草は「靭草(うつぼぐさ)」の異称といわれる。むかし、武士が矢を入れるのに使った道具「靭」に似た花穂をつけるため靭草と呼ばれるようになったと聞く。その花穂に紫の花が咲き、その後は枯れて茶色くなっていく。むかしの人はそれを煎じて飲むといった漢方薬に用いたそうだ。(新暦6月22~26日ころ)
寄稿者:橋本繁美
「乃東(だいとう」とは「夏枯草(なつかれくさ・かこそう)」のこと。夏枯草は「靭草(うつぼぐさ)」の異称といわれる。むかし、武士が矢を入れるのに使った道具「靭」に似た花穂をつけるため靭草と呼ばれるようになったと聞く。その花穂に紫の花が咲き、その後は枯れて茶色くなっていく。むかしの人はそれを煎じて飲むといった漢方薬に用いたそうだ。(新暦6月22~26日ころ)