寄稿者:橋本繁美
大寒 次候
沢とは浅く水がたまり、草の生えている湿地のこと。その沢に氷が厚く張りつめるころ。冷え込みがことさら厳しいとき、一面に氷がかたく凍りついている様子を「氷の楔(くさび)」というらしい。氷紋、氷の花、氷の鏡。「春たてば 消えゆる氷の 残りなく 君が心は われにとけなむ」(『古今和歌集』詠み人知らず) (新暦では、1月25日~1月29日ごろ)
寄稿者:橋本繁美
沢とは浅く水がたまり、草の生えている湿地のこと。その沢に氷が厚く張りつめるころ。冷え込みがことさら厳しいとき、一面に氷がかたく凍りついている様子を「氷の楔(くさび)」というらしい。氷紋、氷の花、氷の鏡。「春たてば 消えゆる氷の 残りなく 君が心は われにとけなむ」(『古今和歌集』詠み人知らず) (新暦では、1月25日~1月29日ごろ)