日本の七十二候 芹乃栄(せりすなわちさかう)

旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-

 寄稿者:橋本繁美

小寒 初候

寒さの中で芹がさかんに生えるころ。芹の語源は、競り競うように生えるからだといわれている。根が白いので、白根草とも呼ばれ、春の七草でも筆頭に数えられる。小寒を迎え、この日から節分までの30日間が「寒の内」。(新暦では、1月5日~1月9日ごろ)