二十四節気 小満(しょうまん) 新暦5月21日頃

旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-

 寄稿者:橋本繁美

小満とは、いのちがしだいに満ちていく頃のこと。陽気がよくなり、草木などの生物が次第に成長して生い茂る時期という意味です。初夏の陽ざしを浴びて麦の穂が育ち、梅の実がなり、西日本では走り梅雨がみられ、農家では田植えの頃。天地には動物や虫、鳥など生き物たちにも活気があふれ、生の喜びを謳歌する季節です。